第7章
翔太はポケットから、くしゃくしゃに丸まった紙切れを引きちぎるように取り出した。
不動産開発業者からの正式な通知だった。
土地の入札は完全に行き詰まっていた。彼はその書類をコンクリートの床に投げ捨て、荒々しく踏みつけた。
「なんだよ、この金運の持ち主ってのは!?」と、翔太は真紀子に向かって叫んだ。ヒステリーで声が裏返っている。
「ただの寄生する死の罠じゃないか! 闇医者を探して呪いを解け!」
真紀子は震える手でスマホを取り出し、銀行アプリを必死に確認した。画面いっぱいに、真っ赤なエラーメッセージが点滅する。
「無理よ……!」彼女は嗚咽し、完全に崩れ落ちた。
「あんたの奥さ...
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