第158章 激しいセックス

「踏み倒す気?」

「わ……私、踏み倒すつもりなんて……」若林星奈は小さくむくれたように呟く。声にまるで芯がない。

「へえ?」水谷瑞貴が彼女の身体をくるりと回し、逃げ場のない角度で正面から見据えさせた。人の腹の底まで見透かすみたいな目で。

「じゃあ、俺が待てないってだけ。……それじゃダメ?」

指先がもう一度、彼女の頬に触れる。すべるように首筋をなぞり、最後は小さな鎖骨のくぼみに落ちて、くるくると円を描いた。

若林星奈は息を呑み、手も足も居場所を失う。

言い返そうとしても、その視線に縫い止められて、言葉が喉の奥で固まった。

赤く染まった頬と、わずかに開いた唇。

それを見た水谷瑞貴...

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