チャプター 14

イライジャ・ヴォーン

指が俺の臀部を割り開き、熱いシャワーの湯が肌を滑り落ちるのを許した。俺は最悪の事態を覚悟して目を閉じた。だが、次に起こったことは、俺を凍りつかせた。

熱い吐息が、俺の核心に吹きかけられたのだ。

「な、なに……あッ!」

歯が甘噛みし、続いて舌が敏感な皮膚の上をゆっくりと這う感触に、俺は唇を強く噛みしめた。

「ずっとこれを夢見てたんだ……」恥じらいもなく俺を貪りながら、奴は囁いた。「昨日は味わう時間がなかったからな。お前の奥深くに俺のをぶち込みたくて、焦りすぎてた」

奴の呼吸が乱れ、吸い付きが強くなる。

「嫌がってるふりをしてるが……」奴は俺の肌に笑いかけた。「...

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