チャプター 18

イライジャ・ヴォーン

日はすでに沈んでいた。

俺は終わった。

完全に終わった。

リーパーの命令は明確だった。「日没までに俺の独房に来い」と。

だが、選択の余地はなかった。

皿洗いの山は終わる気配がなく、さらに悪いことに、調理人の一人が食材の箱を運んでこいと命令してきたのだ。

命令に背いて殺されるリスクは冒したくなかった。だから従った。

ようやくその忌々しい雑用から解放され、フォックスを見ると、彼は短く頷いた。

俺たちはトレイを掴み、食堂へと向かった。

夕食はスープとパン。今回はパンが石のように硬くなかったのが、せめてもの救いだ。

食事をしても罰せられないことを祈るしかない...

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