チャプター 43

イライジャ・ヴォーン

彼は舌なめずりをし、口元に満足げな笑みを浮かべながら私を見下ろした。

「いつだって最高に美味いよ、愛しい人(スイートハート)」

彼が立ち上がり、何事もなかったかのように髪をかき上げたとき、私の頭はまだ霞がかかったままだった。

「朝食にお前の甘いミルクを飲むのも、悪くないな。癖になりそうだ」

私の足はまだ震えていて、筋肉は疲労しきっていた。

彼は、自分が私をどんな状態にしたのかを見て満足そうに微笑んだ。

「さあ、シャワーを済ませてこい」

彼は背を向け、歩き出した。まるで何事もなかったかのように。

たった今、誰かの目の前で、恥じらいも躊躇もなく私を貪り尽くし...

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