チャプター 63

イライジャ・ヴォーン。

亀頭を激しく吸い上げられ、唇から大きな嬌声が漏れた。強烈な快感の波に襲われ、足の力が抜けていく。俺の全身は震え、貪るような彼の口と、内部を弄り続ける巧みな指に完全に支配されていた。

恍惚感に圧倒され、いつの間にか目を閉じていたことさえ気づかなかった。容赦なく打ち据える指の動きに合わせ、俺の入り口は脈打っていた。

快感は耐え難いほどで、痛みすら感じるほどだった。未体験の熱が体内で燃え上がる。指が突き入れられ、蠢くたび、そして吸い上げられるたびに、俺はこの情欲の深淵へとさらに深く引きずり込まれていった。

俺は数回瞬きをして、辛うじて理性を取り戻そうとした。視線を落と...

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