第181章

あんな小娘が、よくもあそこまでふんぞり返れたものだ。誰かにガツンと痛い目を見せてもらわなければ。このままでは、本当にあいつのやりたい放題になってしまう!

「はい」

 松本幸雄が電話に出た。

 部長は小林絵里の件を大げさに尾鰭をつけて報告すると、遠回しに探りを入れた。「松本補佐。小林絵里のやつ、誠達との提携を勝ち取ってからというもの、すっかり態度が大きくなってしまいまして。私もほとほと手を焼いており、こうしてご相談させていただいた次第です。一体いかがいたしましょうか?」

 松本幸雄は尋ねた。「彼女は休暇届を出しているのか?」

「はい、出しておりますが」

「ならば、何が問題なんだ...

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