第418章

「思い出した。あのとき、わたしを助けてくれたのはあなたよね!」

小林絵里は須藤星皓を見上げ、ぱっと顔を輝かせた。

須藤星皓は照れたように視線を落とし、ふっと笑う。

「当然のことをしただけです。ご無事でよかった」

「無事でいられたのは、あなたのおかげよ」小林絵里は立ち上がると、そのまま須藤星皓のそばへ寄った。「電話番号、教えて。休みはいつ? お礼にご飯、おごらせて!」

あまりの直球に須藤星皓は目を丸くし、控えめに首を振る。

「いえ、そんな……。本当に、ご無事ならそれで」

そこへ松本桜がにこにこと歩み寄り、須藤星皓を覗き込む。

「ご飯一回くらいよ。イケメンくん、照れなくていいの。...

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