第456章

「痛っ……!」

前触れも何もないまま押しつぶされるような感覚に、小林絵里が味わったのは痛みだけだった。

顔から血の気がさっと引く。

いやだ。こんなの、いやだ――

必死に身をよじる彼女を、坂田和也は赤く濁った目で押さえつけた。手首を固く押さえ、腰を掴み、容赦なく弄ぶ。

小林絵里は痛みに全身を震わせ……。

涙がぽろりと落ちた。

「坂田和也……この、最低!」

坂田和也は身を屈めて彼女の涙を舌先で拭った。けれど、その手つきは一切優しくない。

まるで、上と下で別人みたいに。

やがて――

泣き腫らした目でぐったりする小林絵里をよそに、坂田和也はようやく動きを止めた。彼女の身体に残っ...

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