第640章

「うん?」

 小林絵里はきょとんとした顔で、彼女を見た。

 松本桜は「えへへ」と笑ってから言う。「あとで教えてあげる。今はちょっとね」

 小林絵里「……」

 また何か見つけて、こんなにテンションが上がってるんだろう。

 庄司玉輝が袋を持ち上げ、小林絵里に差し出した。「体にいいやつだ。毎日ちゃんと飲めよ。退院する頃には、色白でふくふくの大美女になってるぞ」

 その光景を想像してしまい、絵里は口元を引きつらせた。「わたし……太るのはちょっと……」

「ははは!」庄司玉輝は遠慮なく笑った。「冗談だよ。太らせるわけないだろ。ただ、ちゃんと飲め。いいな?」

 小林絵里は頷く。「はい、分か...

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