第78章

 同時に、庄司一火からの調査結果も送られてきた。

 坂田和也がスマートフォンを開いて確認すると、数枚の写真が目に飛び込んできた。そこには、小林絵里と高川寒彦が肩を並べて道を歩く姿、朝食屋で一緒に座っている様子、そして店から出てくる光景がそれぞれ収められていた。

 車内の空気が、一瞬にして凍りついた。

 坂田和也の顔色はますます冷ややかになり、薄暗い瞳が、談笑しながら徐々に近づいてくる二人の姿をじっと見つめていた。

 こんな時間まで坂田邸で大人しく休むこともせず、のこのこと出歩いて高川寒彦と朝食を共にしているだと?

 まだ離婚も成立していないというのに、もう次の男を探すのにこれほど必...

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