第948章

「はいはい、はい。はい、ご褒美に赤い花を一輪あげる!」

庄司玉輝は笑いながらそう言った。

小川甘乃がへへっと笑って言う。

「赤い花はいらない。わたしのお義姉さんになってよ」

庄司玉輝は横目で彼女を見て言った。

「わたしがあなたのお義姉さんになったら、あなたのいい日々は終わりよ」

「どうして?」

小川甘乃はぱちぱちと大きな目を瞬かせる。

庄司玉輝はさらりと言う。

「あなたのお母さんと一緒に、お見合いを組んであげるから」

「やだぁ!」

小川甘乃は思わず悲鳴を上げた。

「わたし、まだいくつだと思ってるの! 相手なんて探したくないのに、そんな残酷なことしないで!」

庄司玉輝...

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