第950章

須藤星皓が言った。「最初から最後まで見てた。あいつが殴ったの、あんたが自業自得だったからじゃないのか?」

「ぷっ……」

横にいた庄司玉輝が、こらえきれずに吹き出した。

白井亜弥の顔色はさらに険しくなる。須藤星皓をしばらく睨みつけてから、吐き捨てるように言った。「……あなたのこと、見損なった!」

そう言い残し、立ち上がるなり駆け出していった。

須藤星皓は眉を寄せる。……また逃げた。

謝りもしないで、さっさと。

本当に礼儀知らずだ。

ふと向き直ると、庄司玉輝がにこにこと笑っている。目尻まできゅっと下がって、いかにも楽しそうだった。

須藤星皓は唇をわずかに結び、尋ねた。「……体は...

ログインして続きを読む