チャプター 122

サマー視点

ようやく階下へ降りると、母はリビングでノートパソコンを開いたまま座っていた。サイドテーブルにはワイングラス、ローテーブルにはパッタイの容器がいくつも置かれ、湯気がすうっと引いていくところだった。私が入っていくと母は顔を上げ、私の表情から何かを読み取ったのか、すぐにパソコンを閉じた。

「こっちにいらっしゃい」母は言って、隣のクッションをぽんぽんと叩いた。

私は座った。泣かなかった。ただ、食べられない料理を見つめたまま、そもそも自分でも理解できていないことをどう説明すればいいのかを必死に探した。

「どうしたの?」母がやさしく尋ねる。

私は口を開けて、閉じた。もう一度、試す。「...

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