第126章

サマー視点

「そんなの、ずるい――」

「あなたはブレイクや友だちが、私のことを気持ち悪いって笑うのを許した。みんなが私の悪口をネットに上げてる間、ただ見てただけ。肝心なときに、一度だって私をかばわなかったし、守ろうともしなかった」私は一歩退き、ふたりの間に距離をつくった。「それなのに今さら、バラと口のうまい台詞を持って来て、バレンタインだからって全部忘れると思ってるの?」

「守ろうとしてた!」彼の声が跳ね上がる。必死に言い訳するみたいに。「やめろって言った――」

「『イケてない』って言っただけで、結局いっしょに笑ってた」喉の奥がきゅっと締まる。それでも私は言葉を止めなかった。「私、あな...

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