第150章

サマー視点

彼が自分の水を一口飲むのを待ってから、私はもう一度口を開いた。「ねえ……来月のフィールド・デー。行く?」

彼は眉をひそめ、話題の切り替えに明らかに面食らった顔をした。「さあ。必須なのか?」

「まあ、だいたいね」私は言った。「少なくとも何か一つは競技に出ることになってるの。競技班の子たちだって」

「前に申し込んだまま、五キロ走の名簿に残ってると思う」彼はゆっくり言った。ずいぶん昔のことを思い出そうとしているみたいに。「まだ……ほら。学校にいた頃」

そういう言い方――「学校にいた頃」だなんて、たった三週間前の話を遠い記憶みたいに――胸がきゅっと痛んだ。けれど私は声を明るく保っ...

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