チャプター 41

サマー視点

私は陸上競技場の縁に立ち、胸にクリップボードを押し当てたまま、男子たちがウォームアップの周回を終えるのを見守っていた。秋の陽射しが頬を温めているのに、ほとんど感じない。意識はただ一人、色褪せたパーカーを着て集団の最後尾を走る姿に釘づけだった。右腕は脇にぶら下がり、硬く、動かないまま。

キーラン。

彼の走り方――脚と左腕だけで推進力を生み、右側はほとんど死んだ重りみたいになっている――それを見るたび、胸の奥がきゅっと痛んだ。

「また見つめてる」ミアが二周目で私の横を軽く駆け抜けながら囁いた。

「仕事してるだけ」私は反射的に言い、クリップボードに印をつけた。たぶん、行が違う。...

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