チャプター 46

サマー視点

目覚ましは午前六時に鳴った。でもわたしは四時半から起きていた。暗闇のなかで、携帯電話の画面を見つめたまま。メッセージはない。不在着信もない。キーランからも――べつに期待していたわけじゃない。昨日の廊下で、彼がわたしを見もしなかったあの視線のあとでは。目の奥が平らで、遠くて、まるで通りすがりの知らない誰かを見るみたいだった。

ベッドから身体を引きはがし、プールへ向かった。水なら頭の中の雑音を黙らせてくれるかもしれない。クロールで四十往復。ひとかきごとに腕へ力を込め、最後はただただ自分を疲れさせるために泳いだ。デイヴィス先生が皆の前で彼に怒鳴りつけた、あの光景を考えないように。キー...

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