第144章 小野寺彩音が古賀硯司をしっかりと押しのける

「うちの赤ちゃんの叔母さんは本当に最高だわ!」

ステージを降りるとすぐに、洛条北兎が小野寺彩音に大きな花束を贈った。

古賀錦枝は自慢のカメラを抱え、悪役のような笑みを浮かべて言った。「小野寺彩音、あんた知らないでしょ。あいつら、最初はあんたのことこき下ろしてたのに、後からあんぐり口を開けてる様がどれだけ面白かったか!」

古賀錦枝はふと何かを思い出し、古賀硯司に振り向いて尋ねた。「硯司兄さん、万が一よ、あくまで万が一! 万が一小野寺彩音がしくじってたら、本当にあの南野知意に賞を授与するつもりだったの?」

小野寺彩音は目を伏せたまま、何の反応も見せず、まるでその言葉が聞こえていないかのよう...

ログインして続きを読む