第158章 ベビー、許してくれる、いい?

小野寺彩音は悔しさから涙が止めどなく溢れ、古賀硯司の体を拳で叩いた。

「古賀硯司、あなたは私をただの性欲のはけ口だと思ってるのね! 欲しい時に欲しいだけ!」

「違う……すまない、愛しい……」

涙は拭っても拭っても尽きない。古賀硯司はいつしかキスへと変え、彼女の涙を一つ一つ舐め取るように吸い上げていった。

「違わない! まだ謝ってくれないの! 人でなし!」

「ああ、俺は人でなしだ」

「それしか言えないの? ごめんなさいしか言えなくて、誠意がない!」

「俺は口がきけないんだ」

「まだ口答えするの!」

「……」

「ごめんなさい」

古賀硯司は泣き笑いを浮かべるしかなく、どうしよう...

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