第292章 お腹に赤ちゃんがいるの?

家に帰った頃、空はまだ明るかった。

しかし、本当に休息が取れたのは、すでに夜が明けた頃だった。

小野寺彩音は疲れ果てた様子でベッドに横たわり、背後にある空いたスペースに背を向けていた。自分はきっと頭がおかしくなってしまったのだろう、でなければ、どうして今日のような状況で、洛条北兎が言った『試してみる』なんてことを考えたりしたのだろうか、と。

試したら死ぬ!

その一試しのせいで古賀硯司はさらに興奮してしまい、小野寺彩音が許しを乞うと、彼は恬として恥じずにこう言った。「ベイビー、君から仕掛けてきたんじゃないか」

彼はさらにこうも言った。「ベイビー、絶好の機会だ。存分に利用させてもらう」

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