第340章 神崎暁が彼を陥れる!

神崎暁から突然の呼び出しを受けた時、桜庭凱は微かな違和感を覚えていた。

だが、ここ数ヶ月の彼は不運続きだった。有望な投資家たちからの連絡が突如として途絶え、追い詰められていたのだ。桜庭凱とて馬鹿ではない。それが高橋樹による妨害か、あるいは神崎暁が高橋樹を唆して裏で糸を引いていることくらい、容易に想像がついた。

端的に言えば、神崎暁こそが全ての元凶なのだ。

だからこそ、神崎暁から誘いがあった時、理性はリスクを警告していたにもかかわらず、彼はその誘惑に抗えなかった。

万が一、神崎暁と寝ることができれば。

彼女を辱め、高橋樹に寝取られ男という不名誉な冠を被せることができる。事後、その事実を高橋...

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