第168章 叔父たちの贈り物

宴会場の扉が開くと、北村萌花は三人の子供たちの手を引いて会場へと足を踏み入れた。純白のイブニングドレスを身に纏ったその姿は、さながら大輪の百合の花のようで、清楚でありながら見る者を圧倒する気高さを放っていた。

三人の子供たちもまた、物珍しげに周囲の大人たちをきょろきょろと見回している。

「マミィ、今日はすごい人だね。あ、おじちゃん見っけ!」

光咲は彼方の一点を指差すと、力いっぱい手を振った。

遠くにいた青井望も振り返し、傍らにいる二人の兄弟に紹介する。

「ほら、見ろよ。手を振ってるのが光咲、その隣が由紀、女の子が由佳だ」

そう言うと、青井望はポケットから三枚のチケットを取り出した...

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