第197章 森村奏良の謝罪

病院の監視カメラの映像を解析した結果、資料収集が終わったその夜、自称「患者の恋人」という妖艶な美女が病室を訪れていたことが判明した。

患者が入院していたのは特別室であり、完全な個室だ。しかも彼は監視を嫌っていたため、部屋の中にカメラは設置されていない。

したがって、その女が病室に入った後、患者との間に何があったのか──それを知る者は誰もいなかった。

警察はすぐにその女を任意同行した。すると女は、あっさりと事の顛末を自供したのである。

彼女は患者の恋人などではなかった。男に電話で呼び出されたデリヘル嬢だったのだ。

二人は病室で数時間、様々な体位で楽しんだという。その際、患者はこう漏ら...

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