第262章 警戒

青井幸一と隊員たちは、アゲートのスマホの画面を覗き込んだ。なんとこの男、現地の警察システムにハッキングを仕掛けたのだ。

システム上に表示されたのは一件の指令。テロ組織『クラーケン』のリーダーであるデイブが、本日現地の刑務所へ移送されるため、所轄の警察署に危険人物移送の協力が要請されていた。

「なんてこった。奴らがなぜここにいるのか、分かった気がするぜ。自分たちのボスを助け出すつもりなんだ!」

ホッキョクグマが驚きの声を上げた。

キツネが慌ててホッキョクグマの口を塞ぐ。

「黙れ、このデカブツ!ここに誰がテロリストとして潜伏しているか分からないんだぞ。正体をバラすような真似をすれば、ホ...

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