第264章 狡猾なマンイーター

ジョンは二人のテロリストを溺死させ、心の中の鬱憤を晴らしたが、ふと後悔の念に駆られた。

先ほどの銃声が外に漏れ、誰かに警戒されたに違いない。

事実はジョンが推測した通りだった。このトイレはちょうど佐藤健志たちがいる階に位置しており、銃声は佐藤健志の部屋の外まで響き、ボディガードたちやホッキョクグマの耳にも届いていたのである。

ジョンはテロリストの死体から二丁の拳銃を奪うと、佐藤健志の部屋へ向かって足早に歩き出した。その途中で二人のボディガードを発見する。

最速で任務を完遂するため、ジョンは一切の躊躇なく発砲し、二人を始末した。

「さあ、佐藤健志の護衛の手並みとやらを拝見しようか」

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