第270章 狂気のアゲート

アゲートとドリルが手当たり次第に武器を服へ突っ込んでいると、背後から怒号が飛んできた。

「てめえら、俺たちの仲間じゃねえな! クソッ、侵入者だ!」

さっきの中年男だった。意識を取り戻し、武器庫から飛び出してきたのだ。

ドリルは反射的に男へ向かって発砲した。弾丸は男の肩を貫いたが、奴は手負いの体のまま監視室の方向へ駆け出していった。

「手遅れだ、俺たちもずらかるぞ」

立ち去ろうとするドリルの腕を、アゲートが掴んだ。

「おい、待てよ相棒。こいつらをぶっ潰すっていう計画を忘れたのか」

アゲートは箱の中から時限爆弾を一つ探し出し、ドリルに手渡した。

「お前の得意分野だろ。さっさと仕掛...

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