第282章 危険な女

ローラは、ぽっかりと開いた真っ黒な銃口を見つめて一瞬呆然とした。

「あなたは警察?」

「俺は警察じゃない。テロリストとでも呼んでくれ。早く中に入れろ、仲間たちに見られたくないんだ」

ウェイトレスに変装したこのテロリストは、銃でローラを牽制しながら部屋へと上がり込んだ。

部屋に入ると、男は明らかに緊張を解いた様子を見せた。

「ルディさんがホテルの客を全員宴会場へ追い立てろって言ったのに、あの女、この部屋で誰かと3Pするから俺にも穴を一つ残しておくって言ったんだ。あの女、俺を騙しやがった!」

テロリストは怒りに任せて地団駄を踏んだが、ローラはますます訳が分からなくなった。

「何の話...

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