第286章 子供を助けに行く

首輪の振動を感じ取った北村菜々美は、いよいよ爆発するのだと思い込んだ。

絶望のあまり階段にへたり込み、恐怖で全身を激しくガタガタと震わせる。その股下には生温かい水たまりが広がっていた。あまりの恐ろしさに失禁してしまったのだ。

「死ぬ……私、死んじゃう……」

うわ言のように呟いていた北村菜々美だったが、不意にその目に狂気を宿し、北村萌花を鋭く睨みつけた。

「死ぬなら、あんたたちも道連れにしてやる!」

狂犬のように飛びかかろうとした北村菜々美だったが、青井幸一の容赦ない蹴りを食らい、再び階段へと転がり落ちた。

「次動いたら、その頭を撃ち抜くぞ」

青井幸一が銃口を向けると、カイルたち...

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