第24章

その頃、二十三階の社長室。

瑠璃は本革のソファに丸く縮こまり、退屈そうにポテトチップスを口に運んでいた。

脚を組み、片手で頬杖をつきながら、もう片方の手で気怠げにチップスを齧る。パリパリという軽い音が室内に響く。

デスクの向こう側では、蓮が眉間を深く刻み、モニターを睨みつけていた。キーボードを叩く指先には苛立ちがこもっている。

瑠璃はこっそりと彼の様子を窺い、小さく唇を尖らせた。

この二日間で、彼女も少しは学習した。

マーケティング部の混乱は凄まじく、蓮の顔色は日に日に険しさを増している。今までのように甘えたり駄々をこねたりすれば、今度こそ本当に逆鱗に触れかねない。

だから今は...

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