第276章 酔っ払ったホウデン

ホウデンは手を下ろし、目の前にいる「アネル」を蔑むような目で見据えた。「たかが女の分際で、家にもいねえで軍営なんぞに入り浸って、他の男とよろしくやってやがる。俺を何だと思ってるんだ。子供を作ってやるって言ってやったのに、まだ不満なのか? フリーデルなら満足できるってのか? それとも、もっと大勢の男に傅かれないと気が済まないのか?」

「この卑しい、淫乱で恥知らずな女が。俺の妻だった時は俺の意見も聞きやしねえくせに、強引に離婚した挙句、他の男とふらふらしやがって。俺はなんでこんな女と結婚しちまったんだ!」

ホウデンの表情が目まぐるしく変わる。やがて彼は顔を覆い、しゃくり上げるように声を漏らし...

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