第278章 まだこのまま生きるのか

「いいえ、陛下……仰っている意味が、俺には分かりません」

ホウデンは怯えを隠せない様子で、執務机の向こうに座るロフを見つめた。自分が何をしてしまったのか、皆目見当がつかない。まさか王が自分の命を欲するとは。

日炎騎士団で酒を飲んだせいか?

いや、騎士団内には隠れて飲酒している者など山ほどいる。陛下がそれしきのことで、これほどお怒りになるはずがない。

ロフは薄く笑みを浮かべた。

「私はただ、其方により相応しい選択肢を与えたに過ぎない」

「今の生活に納得がいっていないのだろう? かつては帝国第三騎士団・朝霧騎士団の団長だった男が、今や二流にも入らぬ日炎騎士団の一騎士長だ。落差は激しい...

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