第286章 狂気に陥るカンティニ

「お前が狂ったりしなければ、こんな扱いはしなかった」

 ホウデンは冷ややかに言い放つ。

「すべてお前の自業自得だ」

「あはは、自業自得、ね。ホウデン、貴方は何をするにしても、いつも自分だけの正義があるのね!」

 カンティニは高笑いし、その様はさらに狂気を帯びて見えた。彼女は自分の腹を愛おしげに撫でる。

「ここにはかつて、私達の子供がいたのよ。それなのに貴方は、自らの足でその子を踏みつけ、ただの血溜まりに変えた。ホウデン、貴方は私達の子供を殺し、私をこんな場所に閉じ込め、化け物のような姿に変えておきながら……それが私のせいだと言うの?」

 突然、彼女は形相を変え、ホウデンに向かって...

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