第287章 最後の償い

突然、カンティニは何かを思いついたかのように、その顔に嘲りの色を浮かべた。

「あら、わかったわ。まさか、私を殺すか離縁でもすれば、アネル様が戻ってくるとでも思ってるの? ふふ、寝言は寝て言いなさいよ。あの人は公爵よ。フリーデル殿下のような権力も財力もある方を差し置いて、あんたみたいな役立たずの騎士団長を選ぶわけないでしょ?」

カンティニの言葉は止まらない。

「そういえば、あんたのこと大層な自信家かと思ってたけど、結局は朝霧騎士団を追い出されて、名前も聞いたことのない日炎騎士団の団長に都落ちしただけじゃない。タイタン家の人たちは恥ずかしくて死にそうなんじゃない? それともお義母様の面の皮...

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