第306章 あなたがすべきこと

「なんだこの顔は。男らしさの欠片もねえ。こんな面下げて外歩いたって、女が寄ってくるわけねえだろうが!」

 オチャヴィはホウデンを一瞥した。

「女に好かれるのに必要なのは顔だけじゃない。卓越した才能と技量があってこそだ。それがなきゃ、年老いて容色が衰えた瞬間、向けられていた好意などあっさりと撤回され、もっと若くてハンサムな男に移るだけさ」

 ホウデンは納得がいかない様子だ。

「だがよ、愛人や夫を選ぶ時、大抵の人間は見た目を気にするだろう? アネルが俺に惚れて嫁に来たのだって、俺が十分英俊だったからで……」

「だから貴様は愚か者だと言うんだ」

 オチャヴィは鼻で笑った。

「お前より...

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