第36章

ホウデンは最後にタイタンお婆さんに直々に連れ去られた。

彼がもう一度カンティニを抱こうとした時、厩舎の外から突然大勢の人間が現れ、松明を手に厩舎を取り囲んでいた。タイタンお婆さんは冷ややかな顔つきで中に入ってきた。スカートの裾には泥が少し付いていた。普段なら即座に着替えて捨ててしまうようなものだが、今はそんな見た目は依然として華やかな礼服でタイタン家の最後の栄光を支えるしかなかった。

「お母さん！」ホウデンは彼女を見て震撼し、思わずカンティニを自分の体で隠そうとした。しかしそうすることで、タイタンお婆さんの前で自分が裸の姿をさらすことになり、何一つ隠すものがなかった。

タイタンお婆さん...