第72章 衝撃の大スクープ

後ろめたさがあったのだろう。諏訪詩織にそう言われた瞬間、長谷川遥斗の心臓がひゅっと跳ねた。

動揺を押し殺し、口元だけで笑みをつくる。

「詩織、何言ってんだよ。俺が認める子どもは、お前の子だけだ。お前が妊娠したいなら……俺だって頑張る」

慌てて話をすり替えるのが、かえってわかりやすい。諏訪詩織は曖昧に笑った。

「この薬、1か月は飲まないといけないの。子どもはそのあとにしよ。だから最近は……悪いけど、あなたは客室で寝て」

1か月、諏訪詩織に触れられない。長谷川遥斗の青い目に、諦めにも似た色がよぎる。けれど結局、彼は機嫌よく頷いた。

「いいよ。全部、お前の言う通り。……だって俺、お前の...

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