第67章

学長は狼狽の色を隠せず、声を張り上げた。

「坂東哲康、君はクビだ」

坂東哲康は不満を露わにし、大声でわめき散らす。

「解雇だと!? 私が何をしたと言うんだ! 私に非はない、不当解雇だぞ!」

後藤辰和が軽く顎をしゃくると、控えていた秘書が書類の束を取り出した。

辰和は鼻で笑う。

「収賄に、女子学生へのわいせつ行為か……」

罪状が読み上げられるにつれ、坂東哲康の顔から血の気が引いていく。

「まだ続きが聞きたいか?」

学長は苛立ちを隠そうともせず、叱責した。

「貴様、まだ反省していないのか! さっさと謝って出ていけ!」

坂東哲康は歯を食いしばり、私を親の仇のように睨みつけてい...

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