第134章 彼女と結婚できる

頬を紅潮させ、潤んだ瞳で見つめられると、彼は再び嵐のような猛威を振るわずにはいられなかった。

蹂躙され、所有され、征服されていく彼女の姿。その快感が、彼を虜にする。

やがて、上村愛美はその激しさに耐え切れず、再び深い眠りへと落ちていった。

そこでようやく、白崎政光は寝室を出た。

ベランダへと足を運び、外の景色を眺めながら、満ち足りた気分で紫煙をくゆらす。一息ついてから、佐藤奈須に電話をかけた。

「お前の資料はもう彼女に渡してある。だから、鈴木七海を裏切るような真似はしない方がいい」

長く煙を吐き出す。

紫煙がゆらゆらと宙に昇っていく。

「さもなければ、彼女が何をしでかすか……...

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