第217章 生放送大炎上

鈴木七海は翁長久をじっと見つめ、口元に笑みを浮かべた。

翁長久も微笑み返したが、七海の視線を受け止めると、内心では微かな恐怖が込み上げてくるのを抑えられなかった。

その時、会議室のドアが押し開かれ、中平記由が重役たちを引き連れて入ってきた。

七海と翁長久が対峙しているような空気を感じ取ると、中平の瞳が陰り、足が止まる。

彼の背後から佐藤拓実が姿を現し、険しい眼差しで翁長久を睨みつけた。

どうやら彼も、翁長久が重要容疑者であることを知っているようだ。

「よくものこのこと顔を出せたな」

佐藤拓実は冷ややかに言い放った。

「佐藤さん、警察は私の潔白を証明してくれましたよ」

警察が...

ログインして続きを読む