第218章 全て彼女の仕業

 ようやく、誰かが口を開いた。

「肝心なところで配信が切れるとはどういうことだ」

 佐藤北斗が忌々しげに罵った。

 鈴木七海は淡々と告げる。

「現地に人を手配しています。別のアングルに切り替えましょう」

 そう言って、彼女は助手に目配せした。助手は慌てて別の配信枠を開く。

 巨大スクリーンに再び映像が映し出された。

 わずか数分の間に、スターレイクが設計した新型車は燃え尽き、無惨なフレームだけが残っていた。

 スターレイクが大々的に前宣伝を行っていたため、現場には多くのスマートカー分野の専門家が集まっていた。

 彼らは記者に対し、スターレイクが開発したスマートカーには安全上...

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