第273章 いつのこと

彼女の見間違いだろうか?小林大雅はいったい誰にキスしているのだ?

小林大雅が室林永子に?キスといっても手に軽く口づけしただけだが、それでも小林大雅の性格には合わない。

それに、つい先日、室林永子が鈴木七海に対して林原宏に近づくなと脅したばかりではないか。どうしてあっという間に小林大雅と一緒にいるのだろう?このことを宏兄は知っているのだろうか?

鈴木七海はたまらず、少し近づいてみた。

鈴木七海に気づくと、小林大雅の目が輝いた。

「七海ちゃん、戻ってきたの?俺、ちょっと用事があるから、後で説明するね」

鈴木七海は呆れ果てた。

用事があるのは当然だ、彼女のこの大きな目ではっきりと見て...

ログインして続きを読む