第345章 最新の調査

だが、何もかも七海に頼るわけにはいかない。

白崎政光の元を去ると決めた瞬間から、彼女の人生は新しく始まったのだ。

やり直す以上、過去の人間に振り回される筋合いはない。

そう思い至ると、上村愛美は深呼吸をし、再び笑顔を浮かべた。

「七海ちゃん、信じて。白崎政光なんかに私の新しい生活は壊させないから」

その一言だけで、鈴木七海にも彼女の決意が伝わり、ようやく安堵した。

「愛美ちゃん、私はいつだって信じてるよ。でも、もし何かあったら、すぐに教えてね。私がなんとかするから」

「うん、わかった!」

電話を切った後、上村愛美はベランダへと視線を向けた。

そこには、白崎政光と一緒に作った...

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