第354章 長期的な協力に同意する

鈴木南はぎり、と指先を握り締めた。鈴木七海を焼き尽くさんばかりの、悔しさと憎しみを孕んだ視線。

あのクズはもう病院にいるっていうのに、それでもまだ自分の上に立つつもりなのか。

見てなさいよ――いつか必ず、鈴木七海を足元に叩き落としてやる。土下座させて、泣いて許しを乞わせてやる……!

鈴木南は憎々しさを飲み込むみたいに、やけに得意げな足取りでピンヒールを鳴らし、しかし最後まで苛立ちを隠しきれないまま部屋を出ていった。

彼女が去った直後、佐藤奈須がトイレから戻ってくる。

「今の話、どこまで本当で、どこから嘘だと思う?」

鈴木七海は佐藤奈須を見た。

佐藤奈須は数秒、顎に指を当てて考え...

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