第376章 写真

白崎政光は相変わらず傲慢だった。まるで、自分の所有物か何かみたいに――その「希少品」を手放す気など、さらさらないと言わんばかりに。

……でも、どうして?

私は生きている人間だ。考えも感情もある。どうして白崎政光に支配されなきゃいけない?

「白崎政光。聞いたことある? 自業自得って言葉。今の状況は全部あなたが招いたことよ。……そのぶんの代償は、ちゃんと払って」

「もし本気で上村さんを愛してるなら、どれだけ傷つけたか分かるはず。なら、距離を置くべきでしょ。自分が後悔してるからって、しつこく絡み続けるのが愛? ただの独占欲じゃないの?」

塩浦正美は、二言三言で白崎政光の胸の内を剥ぎ取って...

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