第452章 毒素の爆発

「鈴木七海! 七海ちゃん、大丈夫!?」

「これ、どういうことなの!?」

上村愛美は、鈴木七海が倒れるのを目の当たりにし、動揺したまま彼女を抱きとめた。すぐさま佐藤奈須を振り返る。

「どうしたんですか? どうして急にこんな……?」

「七海ちゃん? 七海ちゃん、しっかりして。早く病院へ――」

佐藤奈須の顔色も、同じように一瞬でさっと青ざめていた。

脳裏をよぎったのは、最悪の可能性。

阿鼻――まさか、完全に毒が回ったのか。

鈴木七海の体内で、毒素はあまりにも突然に暴れ出した。自分の身体すら、制御できないほどに。

けれど、ほんの一瞬後には、鈴木七海は力なく身を起こし、上村愛美の手を...

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