第242章

「マジで!?」

 雨宮澪が素っ頓狂な声を上げた。

 水無瀬柚季は慌てて彼女の口を塞ぎ、呆れたように言った。

「ちょっと、声が大きいってば。誰かに聞かれたらどうすんの」

 雨宮澪はコクコクと頷き、ようやく手が離されると、声を潜めて問い詰めてきた。

「で、柚季はどうするつもりなの? 寝ちゃったってことは、もう事実上の復縁ってことでしょ? これでようやく元の鞘に収まるってわけ?」

 水無瀬柚季は押し黙った。

 その様子がおかしいと踏んだ雨宮澪は、目を細めて彼女を覗き込む。

「あんた……まさか責任取りたくないとか言うんじゃないでしょうね?」

「何言ってんのよ」

 女である自分が、...

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