第203章 連絡を取る

マルコたちはすぐに病室を去ったが、残していったボディガードの数が尋常ではなかった。

スミスは部下を率いて病室の外を固め、マルコが残した人員はリビングに常駐している。西園寺希美が寝室から一歩でも出ようものなら、即座に少なくとも二人の屈強な男たちと視線がかち合う状態だ。

「西園寺さん、何かご用でしょうか」

目が合うたびに、彼らは即座に立ち上がり、慇懃無礼にそう問いかけてくる。

二、三度そんなやり取りを繰り返した後、西園寺希美は諦めて寝室に引きこもることにした。

幸いなことに、寝室には必要な設備が全て整っており、一歩も外に出なくとも生活には困らなかった。

手元にある神宮寺蓮のプライベー...

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