第363話

再び彼女の上に身を屈めた。

慈しむように、もう一度彼女の肌を撫でる。その手は腰の曲線に沿って下り、やがて脚の間にたどり着いた。優しくも断固とした力で彼女の太腿を押し開き、俺の腰に乗せるように持ち上げた。

彼女が何が起きているのか気づいた頃には、その脚はもう抵抗を失っていた。彼女の視線が下がる。動きのせいで俺のローブがはだけ、その中身が露わになっていた。彼女はそれを見つめた。

「気に入ったみたいだな」俺を見つめる彼女の視線に気づき、唇の端を吊り上げて言った。

彼女は瞬きし、頬を赤らめ、それから俺と視線を合わせた。

さっきの俺の動きを真似るように、彼女は手を伸ばし、わざとからかうような仕草で俺の肌...

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