第40章 真相が明らかになる

来栖琴音は、室内の光景に怯えて、思わず後ずさった。

自分の目を疑った。見間違いであってほしい――そう願わずにはいられなかった。

けれど、目をぎゅっと閉じては開くのを何度繰り返しても、ベッドの上の現実は変わらない。川島治と川島千晶が絡み合い、転げ回るように、息もつけないほど求め合っている。

悲鳴が喉元までせり上がった。

来栖琴音は慌てて両手で口を押さえる。

吐き気。衝撃。怒り。――数え切れない感情が濁流みたいに押し寄せ、胸を圧し潰して、息ができなくなる。

どうして……彼女なの?

来栖琴音は、呆然と立ち尽くした。

川島治の裏切りを知ってから、彼と関わりのある女は片っ端から疑った。...

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